宇多野小学校4年生の総合的な学習の時間で「車いす体験」が行われました。
『自分たちには何ができるか』をテーマに開催されたこの授業、体験には、宇多野社協の役員の皆さん、特別養護老人ホーム嵐山寮うたのの職員さん、また今年度は鳴滝総合支援学校の高校2・3年生の協力がありました。
嵐山寮の介護職員さんから、車イスの使い方の説明を受けた後、体育館内を実際に押してみたり、乗ってみたり体験を行ないました。
日頃、授業の中で福祉について学んでいる、総合支援学校の高校生たちが「いいよ、いいよ、次こっちにまわってみよう」等、小学生に車イスの使い方をアドバイスしたりと心強い場面も見られました。
体験の後は、子どもたちから「力がいった」「乗ってみると、少し怖かった」「エレベーターについている鏡の意味がわかった」等、一人一人感じたことを話してくれました。
担任の先生からは「日頃の生活の中で、自分たちには何ができるのか、考えるきっかけとなってほしい」とのお話もありました
学校・地域の方・地域の施設が一緒になって「自分たちには何ができるか」を考える時間となりました。
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